國弘千萌さん(6期生/7期共同代表)

簡単に自己紹介をお願いします。

はい、私は関西学院大学総合政策学部の3回生です。総合政策学部には建築、メディア、国際開発など、多様なバックグラウンドを持った人がいます。自分の知らない世界、他の方のお話を聞くのが好きな自分にはピッタリの学部だと思っています(笑)。高校は国際科のある高校で過ごしました。もともと英語が好きだったことに加え、日本の伝統文化が好きということもあり、日本に軸を置いたうえで国際的な仕事がしたいと考えるようになりました。はじめは日本語教師になりたいと思っていました。今の将来の夢は外交官です。ただ日本と海外をつなぐ仕事は外交官に限りません。どのような形であれ、日本と海外をつなぐことが出来る仕事に携っていきたいと思います。

 

将来の夢が変わったんですね。そのきっかけが気になります。

そうですね、高校での授業や大学入学後グローバルな問題について学ぶ中で、課題に直接アプローチできる職業に携わりたいと思うようになったのがきっかけです。印象的だったのは、大学の国連:外交プログラムです。元外交官・国連出身者の方のお話を伺う中で、外交官という職業を意識するようになりました。外交官という職業は日本に軸足を置きつつ海外との関わりを持つことができると考えています。ゼミの先生が開発援助畑を歩んで来られたこともあり、オフィスアワーで話を聞きに行った時にいいなと思ったこともきっかけです。

 

なぜ薮中塾に参加したのですか。

入塾は学部2回生のときでした。きっかけになったのは1回生の春休み、東ティモールとインドネシアを訪れた経験です。現地のコーヒー農園の研究をしている大学院生にお会いした際、外交官になりたいと相談したところ薮中塾について教えていただきました。入りたい!とは思ったものの、日本に帰る日の正午が薮中塾の応募〆切でした(笑)。なので、深夜の滞在先、帰りの飛行機で急いで書類を作成して応募しました。フィールドワークに行くと印象的なシーンを多く目にします。一方で、その感動や記憶は時が経つにつれて薄れていくのも実情ではないでしょうか。当時の感動や記憶を忘れないよう、モチベーションとしての何かが欲しかった私にとって、薮中塾は最適な場所でした。

薮中塾で得られたものはありましたか?

1つ目はミーティングの作り方ですね。塾生は全国から参加すること、特にこの2年はコロナの影響もあり勉強会や運営の準備はほぼオンラインで実施されます。直接会える機会も限られる中、限られた時間の中で相手にどう伝えるのが適切か考えるようになりました。2つ目は議論の時の伝え方です。塾生の中にはポイントを簡潔に、また物事を順序立てて話すことが出来る人がいます。私自身もそのように伝えられるようになりたいです。

2年間薮中塾で過ごした國弘さんにとって、薮中塾の魅力はどこだと思いますか?

「人が面白い」ということです。塾生それぞれに異なるバックグラウンドがあります。議論を交わす中で、その視点・分野から考えるとそうなんだ!と、新鮮な発見が多いことが薮中塾の魅力です。また、私の人生の中で、初めて知ること=面白いことという等式があります。薮中塾には様々な分野の方がいらっしゃるので、初めて知る機会に恵まれ日々が飽きないというのも魅力です。

最後に、入塾を検討されている方へのメッセージをお願いします!

まずは、薮中塾に興味を持っていただきありがとうございます!そして、「迷っているなら、ぜひ1歩踏み出してほしい。」とお伝えしたいです。薮中塾には入った後も周りの人がサポートしてくれる環境があります。私自身がそうでした。6期生のときは最年少での入塾。不安も多かったですが、当時の共同代表の皆様をはじめ多くの人に支えていただき、今日まで過ごすことが出来ました。やってよかったと必ず思える場所です。お待ちしています!